英語で話せるようになるには、ほんのちょっとの度胸が必要です ~発音に自信がない

英語が話せない人は、割と、英語を話す度胸がないだけってことが、多いんじゃないかと思っています。

英語を話す度胸がない理由の1つが、発音に自信がないってことじゃないでしょうか?聞き返された経験があれば、なおさら萎縮しますよね。

 

アクセントの位置を正しくするだけでも、聞き返される回数が減ったりします。

 

でも、世界には色んな訛りの人がいます。例えば、フランス語ではHが発音されないようで、halfがアーフみたいに発音されちゃうこともあります。ドイツ人だと、Vが濁らずにFと発音されてしまったり。もちろん私も、referenceをleferenceと発音したりしてます。ネイティブでも、イギリス英語とアメリカ英語はかなり聞こえ方が違うし、オーストラリア人のバイビーを、前後の文脈からbabyのことね、と理解したこともあります。

 

色々、発音違うけど、世界中の人とコミュニケーションできるのが、英語の良いところだなぁって思うんです。コミュニケーションしたい気持ちが、お互いの発音の違いも許容しちゃうんです。これって、発音がアメリカ英語と違えばNGと判定していた(されていた)、試験と全然違う、感覚だなって感じます。

 

結局、英語はコミュニケーションツールであって、発音が正しい/正しくないを基準に照らす必要は、実用上、関係ない。コミュニケーションしたい、って気持ちが一番大事! 怖がらずにドンドン話してみるのが良いですよ。

 

でも、やっぱり発音に自信がなくて、話す度胸・勇気がないなら、発音を習ってみるのも良いですよ。私としては、発音を専門に教えてくれる教室をオススメします。私は発音を習っていたおかげで、オンライン英会話で、度々、先生から発音がきれいだとほめられました。ほめられると自信になりますよ。英会話スクールでもある程度発音は教えてくれるのですが、発音を専門に教える訓練をしていないと、どこ(舌の位置、口の開け方、音や息を出す方向、唇の形など)が、どう違うのかまでは先生も的確に指摘できないことが多いです。

 

発音を教えてくれる学校もいろいろあるので、試してみるといいですよ。

 

ちなみに、私が通っていたのは、ハミング発音スクールです。10年以上前に教えていただいたことが、今でもちゃんと使えているので、自分としてはお得だったと思います。「R」の音のように日本語にはない音の出し方はもちろん、日本語と英語の双方にある音も修正してもらいました。たとえば、私の英語を聴いただけで、「n」を発音するときの舌の位置が違うことを指摘し、舌が上の歯茎に付く位置を少し後ろにずらすように指導してくれました。口の中って見えないので、私の舌の位置が違うことに気が付くなんてすごいなぁって感心しました。しかも、舌の位置が少し後ろにずれるだけで、舌を前後に動かす必要がなくなり、英単語の発音が格段に楽になりました。

 

発音の基礎を教えていただいたことで、英文を読む(英語を発音する)というのが、楽になりました。また、英語で話す際に、発音を気にせず、英語の文章を作ることに頭が集中できます。とはいえ、10年以上前なので、かなり自己流になっちゃっている部分もありますし、疲れているときなんかは、いい加減になって、舌の動きがちがうな~とか自分で思いますが、それでも、相手から聞き返されることもなく、会話できてます。英語の発音が他の人より上手いのも、私が英語で話せる人と思われる一因だと思います。

 

もし、発音を気にして英語を話す度胸がないなら、発音を習ってみると良いですよ。英語を話す度胸を持つと、世界が広がりますから。