読書と語彙力

子供に本を読んで欲しい理由をつらつらと考えてました。

 

私の場合、理由は大きく2つです。一つは、苦手な漢字の読み書きが少しでもできるようになって欲しいからです。もう一つは、語彙を増やしてほしいからです。

 

漢字の読み書きの向上とつながると考えのは、目からの入力が不足していると感じたからです。

1年生で、長音の勉強をします。"おおかみ"なのか、"おうかみ"なのか、"おうさま"なのか、"おおさま"なのか。「うちの子、全然できないのよね」うと、こぼした時に、同僚のママさんから教えてもらったフレーズが、"遠くの大きな氷の上を多くの狼が十ずつ通った"です。こんな覚え方あるんだって、感心しました。ても、根本的には、絵本を読んでいたら、"おうかみ"っておかしいなって、気づくんじゃないかって、その時、思いました。

漢字の読みも、目から入力が不足してるから、音と意味と漢字が結びつかないんじゃないかと。読めない漢字は、絶対書けないですもんね。

そこで、まずは、字を読んでくれれば良いとしました。ゲームの攻略本でも、漫画でも、OK。科学の分野に興味もあるようなので、学年別になっている科学の本なども読ませました。

 

 

そのうち、これらの本だけだと、語彙力が不足してしまうことに気が付きました。攻略本や説明文には登場人物がいないので、気持ちや感情、情景を表す言葉が無いんですよね。漫画も絵で気持ちや情景が描かれるので、やはりそれらの語彙力が不足してしまうんです。

感情や気持ちを表す言葉が、不足しているので、言いたいことを言い表せていないんじゃないか、と感じる時があります。うまく説明できず、相手に伝わらず、イライラしてしまう。気持ちを伝えられるように、と思って、「気持ちを『言葉にできる』魔法のノート」というは本を買って、一緒に読みました。

 

 

でも、これって、結局、語彙力がないとできないんですよね。やっぱり、感情や気持ちを表す言葉が出てくる物語も読んだ方がいいな、と感じました。